2012年12月15日
「うつ」という幻想
最近、「うつ」に悩んでおられる新規のお客様が増えてきました。
年齢は様々・・・
状況も様々・・・
前にも書いたとおり、私自身が温冷療法によって「うつ」の呪縛から解放された体験から、同じような状況に苦しんでいる人を救いたい・・・
そういう想いで今の仕事を始めたわけですが・・・
私が前に書いた「うつ」に関するブログを読まれた方、
体験会などのイベントでの説明を聞かれた方、
そして、それらの方々からの紹介で来られる方・・・
・・・今、本当に「うつ」に悩んでいる方や、その周囲で心配をされている方・・・多いんです。
「うつ」の方々は最初はほぼ全員、紹介者が付き添って来られます。
これ、当然ですね。
「うつ」の人に
「あそこが良いらしいから行ってきなよ!」
って言っても、まず自分では来ません。
ですから、うつの知人や友人を何とかしてほしい!・・・とクチコミでウチに相談に来られた方には・・・
「では、あなたがココまで連れて来てください。あまり詳しい説明も不要ですよ。」
と、お願いする事にしています。
大抵、初日は本人は何も話しません。
話す気力もない人が多いです。
だから、私も本人にはあまり話しかけません。
淡々と、施術しながら本人の体の状態を教えてあげる程度に留めています。
しかし、2日目、3日目・・・と回を重ねてくると、自然と本人が話題を振ってきてくれるようになります。
そこからやっと、これまで本人が溜めに溜めこんだ想いを聞くことになります。
それをじっくり聞いた後、「うつ」に陥りやすいタイプのモノの考え方、ココロの運び方などをお話すると、やはり皆さん、思い当たるフシがあって、それなりに納得し、そこから自分で変わらねばならないポイントがクリアーになってくるみたいです。
もちろん個人差はありますけど・・・
早い方で3回くらいで正気に戻ります。
悪夢から覚めた方々も未だに月イチくらいでメンテに来てくれます。
私は、このような方々に必ず言う事があります。
『「うつ」に何故なったのか、キチンと総括してくださいね。』
これは、2度と同じような環境や状況に追い込まれても、「うつ」にまでは陥らないように・・・自分自身と一度向き合っておいた方が良いと思うからです。
「な~んで、あの時はあんな事ばかり考えてたんだろう?」
「まるで思考の迷路だった。」
「今冷静になって考えると、その時の環境が透けるように見えますね。」
・・・皆さん、正気に戻ると大体こんな感じの事をおっしゃいます。
まあ、私は所詮は他人ですので、その方々の本当のところの苦しみや辛い体験は分からない・・・
だから、私は自分の体験と、これまで正気に戻っていった方々と話した事や聞いた事を正直に伝えています。
私にできるのは、そんな事と温冷療法だけなのですが・・・
では、一体ココロミヒトツでは、どのような施術をするのでしょう?
「うつ」の方々に共通してみられる身体の状態として・・・
上下左右の神経のアンバランス
これは、「マヒ返し」で整えます。
そして、内臓の下垂です。
いわゆる・・・「腑抜け」の状態になっており、これでは気力が湧くはずがありません。
脾臓も重視します。
これは、経絡などを温冷刺激して上げていき、更に、内臓を吊っている靭帯を温冷刺激することにより、なるべくその状態を長く維持できるようにします。
胆のうの詰まりがみられる方も多いですかね。
これも、胆のう~総胆管~十二指腸の流れを温冷刺激で良くしてあげます。(か~なり熱く感じますが)
あとは・・・
全身を気持ちよ~くリンパ、血液がよく巡るように温冷交互でマッサージ。
私ができる事といったらこのくらいの事ですが・・・
ありがたい事に、みなさん正気に戻って無事に社会復帰されてます。
あなたの近くにちょっと最近心配だな~と思う方がありましたら、気軽にご相談ください。
「うつ」は何かしら手を打つなら早い方が絶対いいですからね。
Posted by ココロミヒトツ at 15:27│Comments(0)
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