2015年07月31日

狙い撃ち

狙い撃ち
おはようございます。ココロミヒトツです。

夏の甲子園大会も近づき、狙い撃ちの季節ですね〜

今回は、温冷療法における感察法について書きたいと思います。

不調を訴える方が来られたら、まず前回書いた「内因」「外因」「不内外因」をチェックします。

それから温冷療法独特の感察法にはいります。
狙い撃ち


画像にある「奥原絡」を全て、温球で撫でてみます。

すると、五臓六腑をはじめ、いろんな部位で異常がある場合、

そこに繋がる「奥原絡」にも異常な反応が見られます。(過敏か鈍麻)

全て撫で終わったら、不調部位、症状などを勘案し、その方に合った施術法を行います。

この時、五臓六腑の働き、役目などをよく考える事が重要です。
狙い撃ち

五臓とは
心-循環器系と中枢神経系をつかさどる。五臓の中で最も重要な臓器。
肺-呼吸器の中枢。
腎-泌尿器・生殖器系の機能を持つ。
脾-かつてはすい臓を指し、現在では脾臓を指す。
肝-肝臓の機能を統括し、中枢神経の活動にも影響する。

六腑とは
胆-胆汁を貯蔵し、これを分泌して消化を助ける。
胃-消化機能をつかさどる。脾と対になって働く。
腸-小腸、大腸を指す。
膀胱
三焦-五臓六腑をおさめている体腔。部位により上焦、中焦、下焦と分けられる。

このように東洋医学における臓腑は西洋医学のそれよりは広い概念で捉えています。例えば腎なら尿を作り出したりして体内の水分量の調節をするだけでなく、成長や生殖機能まで含むものとして捉えられています。


全身を施術する時間が無い時などは、「奥原絡」だけを温冷刺激するだけでも

反射する全ての部位に間接的に刺激を加える事ができます。

それにより、その部位の働きを活性化させます。

まさに特定部位への「狙い撃ち」も可能。と言えます。

http://www.higonavi.net/shop/shop.shtml?s=3882



Posted by ココロミヒトツ at 10:51│Comments(0)奥原絡
 
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